2021年7月25日日曜日

80年代洋楽ヒット曲と、今の私。

1980年代。十代だった私は洋楽に夢中で、ひたすらヒット曲を収集する日々を送っていました。

Michael Jackson, Madonna, Prince, Whitney Houston, George Michael, Bon Jovi などなど数多くのスーパースターが、いつまでも心に残る名曲を連発した素晴らしい時代…。(あ、他界してしまった人が多い…)

 

隔週発売の「FM fan」の番組表を、蛍光ペン片手に隅々まで確認。「Billboard HOT 100」(シングル全米ベスト100)エントリー曲で「持って(≒録音して)いない曲」をマークし、カセットテープへ録音(エアチェック)。FM放送で入手できない曲は「貸しレコード・レンタルCD」屋を巡って借りて来てきて録音。

HOT 100 には、だいたい年間400曲程度がエントリーするのですが、常に95%以上の曲の録音を持っていました。

これが1990年岱の初めまで続き、録音テープは洋楽だけで500本くらいになっていました。

 もちろんレコード・CDのレンタルは正当な手段とは言い難いのですが、まだ学生だった自分にはレンタルとカセットテープの代金だけで精一杯だったのでした。なのでもしもレンタルが存在しなかったら、こんなに洋楽に夢中になることは無かっただろうなと思っています。

ダンボールに詰め込まれているカセットテープの一部


そしてリアルタイムでの収集を止めて数年後。働くようになり、CDを買えるくらいのお金ができた私は、かつてレンタルやエアチェックで集めた曲を、CDで集めなおすようになりました。やはり、好きな物は最高の条件で手元に所持して聴きたいですからね。


これが現在も続いています。CDは洋楽だけでも1000枚以上(あと邦楽が300枚程度)ありますが、まだこれで目標の7割程度です。TOP 10入りしたようなヒット曲はほぼ全部揃ったのですが、それ以下となるとCD化されていなかったり生産数が非常に少なかったりで、レコード盤であってもなかなか入手が難しいものもあります。

(それでも最近は、CDではないですがデジタルDL対応が増えて一時期よりは少し集め易くなりました。)

現在のCDラックの一部

 

前置きばかり、長くなりました。


現在、CD収集と平行して、カセットテープのデジタル化(PCで録音しwavファイル化)を進めています。これが結構大変で、もう3年くらい前から少しずつコツコツ進めていますが、まだ半分も終わっていません…。

 

そんな中で、ふと思ったのでした。

『こんなにがんばって集めても、結局、自己満足で終わりなのでは…?

 

これが、私が「何か少しでも残さなくては」と考え始めたきっかけでした。